2005年5月の出来事

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2005年5月24日(火) 刺激が欲しい!

 博士課程での研究をどのように進めるのかを考え中です。3年後に学位をとりたいと思っているので、それに向けて、それなりのビジョンを持たなければなりません。修士課程の研究テーマは抽象的すぎでイメージをつかみ難かったので、博士課程ではより具体的な問題に力を入れて取り組みたいと考えています。こういう時って、色々な物を見聞きして、刺激が欲しいです。積極的に外に出かけるべきでしょうか。

2005年5月21日(土) 遅いスタート

 久しぶりに元気を取り戻しました。これまで先が見えてなくて、何をして行けば良いのかも分からない、不安な生活でした。今も、先が見えてないことには変わりがないのですが、精神的に楽になりました。

 悩みの一番のポイントは、『博士課程をどうやって過ごしていったら良いのか?』ってことです。将来は研究ができる仕事をしたいと思っているので、博士号をとることが当面の目標です。でも、それだけでは駄目で、将来、研究をしていく為の素養(物理の基礎的な知識)も身につけなくてはいけないと思っています。

 修士課程では、どちらかと言えば、「勉強」に力を入れて過ごしました。興味を持った分野をある程度広く学んで、将来必要になると思われる知識を吸収することに務めました。もちろん、修士論文を書かなくてはいけないので「研究」もしましたが、時間や力の配分は勉強と研究でおおよそ、7:3くらいの比率でしょうか(もしかしたら8:2かも)。ただ、勉強に力を入れて過ごしたはずなのに、今現在でも、必要な知識は全然足りていないと感じています。

 それを踏まえた上で、『さて博士課程はどう過ごそう?』って問題です。これまで色々と悩んで、本とかも参考にしました。そして、ようやく、大体の気持ちを固めることができました。博士課程は研究重視でガンガンと頑張ります。修士の頃から、『面白いこと・やってみたいこと、は色々とあるのだけど、勉強もしなければ』って気持ちで生活してたのですが、今年は自分の欲望に正直にやってみます。もちろん、勉強を捨てた訳ではないのですが、少し控えめに、幅広い知識よりも、研究に密接に関係した内容に集中してエネルギー注入しようと思います。

 生来、好奇心旺盛で、ついつい色んな事に目移りしてしまう性格。でも、たまには視野を狭めて、集中しても良いのでは?今は、そんな風に思っています。

 博士課程に進学してから約二ヶ月。ちょっとスタートで出遅れましたが、勝負はこれからです!

2005年5月8日(日)

 昨日と同じく、研究室に引きこもって不健康な生活を送りました。本の小さい字を目を凝らして読んでいたので、疲れから肩こりが発生。さらに、肩こりが頭痛を引き起こす最悪の展開に発展しました。それでも何とか夜まで耐えて頑張ったのですが、ゼミの予習は全く予定のところに到達できてません。うー、自分の力不足を実感してしまいます。

2005年5月7日(土)

 一日中、研究室に閉じこもってゼミの予習をしていました。せっかく天気が良くなってきたのに、外に出てないなんて勿体ないですが、ゴールデンウィークにのんびり過ごしたせいなので、自業自得です。今日は予定の3分の2くらいしか終わってないので、明日もゼミの予習。苦しい週末になりそうです。

2005年5月5日(木)

 ふらっと立ち寄った古本屋さんで、前から探していた本を見つけました。中島みゆきの「中島みゆき全歌集」。デビューから1986年までに発表された曲の歌詞が載っている本です。どうやら絶版らしくて、もう手に入らないと諦めかけていたところだったので、見つけた時には胸が高鳴りました。この幸運は、日頃の行いが良いからに違いありません(笑)

2005年5月4日(水)

 ゴールデンウィークの前半は遊びと休養でした。今日から再始動です。

 連休を利用して、前からしっかりと身につけたかった確率微分方程式の基礎を学ぼうと思っています。参考書はG. W. Gardinerの「Handbook of Stochastic Methods for Physics, Chemistry and the Natural Sciences」です。大体知ってる部分をズバッと飛ばして4章から読み始め、今日はIto積分を勉強しました。しかし、途中で前に戻ったり、別の本を参照したりして、四苦八苦。本は初めから読まないと、流れがつかみ難いです。


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